AI議事録ツールや文字起こしツールを使う前に、録音同意、保存場所、共有範囲、確認担当者を整理するためのテンプレートです。
社外会議、採用面談、顧客打ち合わせでは、録音データや発言内容に個人情報、顧客情報、契約情報、社外秘の内容が含まれることがあります。便利さだけで使い始めず、参加者へ何を伝えるか、録音後に誰が確認するかを先に決めてください。
- このテンプレートの目的: AI議事録ツールを使う前に、録音同意と会議データの扱いを整理することです。
- まず確認: 録音する目的、参加者への説明、保存場所、共有範囲、削除ルールを決めます。
- 向いている場面: 社外商談、採用面談、顧客打ち合わせ、重要な社内会議で記録を残したい場合。
- まだ使わない方がよい場面: 録音同意の取り方、保存先、共有範囲が決まっていない場合。
1. 録音前に決めること
| 確認項目 | メモ |
|---|---|
| 録音する会議の種類 | |
| 録音する目的 | |
| 文字起こしや要約を使う目的 | |
| 参加者へ説明する担当者 | |
| 録音を開始するタイミング | |
| 録音をしない会議の条件 |
録音の目的は、あとから議事録を確認するためなのか、決定事項やToDoを共有するためなのか、採用面談の記録を残すためなのかで変わります。目的が曖昧なまま録音すると、保存範囲や共有範囲も曖昧になりやすくなります。
2. 参加者へ伝える文面
会議の冒頭や案内メールで、次のような文面を自社の運用に合わせて調整してください。
- 社外商談向け: 本日の打ち合わせ内容を正確に記録するため、会議を録音し、文字起こし・議事録作成に利用してもよろしいでしょうか。録音データと議事録は、当社内の関係者確認の目的で扱います。
- 採用面談向け: 面談内容を正確に確認するため、面談を録音し、選考記録の確認に利用してもよろしいでしょうか。録音データと記録は、採用選考に関係する担当者のみが確認します。
- 社内会議向け: 決定事項とToDoを正確に共有するため、この会議を録音し、文字起こし・要約に利用します。共有範囲は会議参加者と関係者に限定します。
上記は一般的な文面例です。業種、契約条件、個人情報の扱い、社内ルールに合わせて調整してください。
3. 同意の取り方
| 確認項目 | はい / いいえ | メモ |
|---|---|---|
| 録音前に参加者へ説明した | ||
| 録音目的を伝えた | ||
| 文字起こしや要約に使うことを伝えた | ||
| 共有範囲を伝えた | ||
| 録音を断れる余地を残した | ||
| 同意の記録を残す方法を決めた |
同意を取るときは、録音することだけでなく、録音データをどのように使うかも伝えます。参加者が録音を希望しない場合の対応も、あらかじめ決めておくと安心です。
4. 保存場所と共有範囲
| 確認項目 | メモ |
|---|---|
| 録音データの保存場所 | |
| 文字起こしデータの保存場所 | |
| 議事録の保存場所 | |
| 閲覧できる担当者 | |
| 社外共有の有無 | |
| 保存期間 | |
| 削除する条件 |
録音データは、会議内容そのものよりも扱いに注意が必要な場合があります。参加者の発言、顧客名、契約条件、未公開情報が含まれる可能性があるため、保存場所と共有範囲を限定してください。
5. AI要約を使うときの確認
| 確認項目 | メモ |
|---|---|
| AI要約をそのまま確定情報にしない | |
| 重要な決定事項は人が確認する | |
| 発言者や文脈の誤りを確認する | |
| 社外に送る前に確認担当者を決める | |
| 個人情報や機密情報の扱いを確認する |
AI要約は便利ですが、発言者の取り違え、文脈の省略、重要な条件の抜けが起きることがあります。社外へ共有する議事録や、採用・契約に関わる記録は、必ず人が確認してください。
6. 会議種類別の確認ポイント
| 会議の種類 | 注意したいこと | 次の行動 |
|---|---|---|
| 社外商談 | 顧客情報、契約条件、未公開情報が含まれる可能性 | 録音同意と社内共有範囲を確認 |
| 採用面談 | 個人情報、評価に関わる発言が含まれる可能性 | 保存期間と閲覧担当者を確認 |
| 社内定例 | 決定事項、ToDo、担当者の抜け漏れ | 共有先と確認担当者を決める |
| 顧客サポート | 問い合わせ内容、顧客情報、対応履歴 | 顧客情報の保存場所を確認 |
7. 導入前チェック
- 使いやすい状態
録音同意の文面、保存場所、共有範囲、確認担当者が決まっている状態です。小さな社内会議やリスクの低い会議から試すと、運用を整えやすくなります。 - まだ使わない方がよい状態
誰に共有されるか、どこに保存されるか、いつ削除するかが決まっていない状態です。まずは録音しない運用で議事録テンプレートを整える方が安全です。
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公開情報について
このテンプレートは一般的な確認項目です。法務、労務、個人情報保護の助言ではありません。録音、保存、共有のルールは、自社の規程、契約条件、関係法令、相手先との取り決めに合わせて確認してください。